あなたは「あなたの人生」というモノをどう捉えているでしょうか?
わたくしコルクさんは10年以上介護施設で働いていました。
人生の終わりが見えた人と触れ合っている事で常に「人生」というものについて考えていました。
長年病院に努める看護師さんなどになると、共感してもらえると思いますが、
最期の患者さんの多くが言い残す言葉がとても良く似ているとの内容なのです。
「もっとしたい事があったなぁ…」
「いろんな事を我慢してきたけど、我慢しなくてもよかったなぁ…」
「もっといろいろなことに挑戦してみたかった…」
「もっとわがままに生きてもよかったなぁ…」
などなど…。
こういう言葉を残される方がとても多いのです。
あなたは上記の言葉を読まれ、どういうご感想をお持ちでしょうか?
わたくしコルクさんは、お葬式に参加したときなどには特に思うのですが…
「あなたの生きてこられた人生はいかがでしたか?」
「楽しかったですか?それとも何か心残りはありますか?」
などと、心の中で聞いている自分がいます。
そして、出来る事ならば、悔いのない人生を送りたい…、と。
お葬式のような場所では何故か自分がゼロの状態になります。
あなたも似たようなご経験をされた事があるかもしれません。
ちょっと…、しんみりしちゃいましたかね…
申し訳ありません…(^_^;)
わたくしコルクさんは、何もあなたの心を重く、暗くしようなどとは思っておりませんので、どうぞ読み進めてください。
ここでちょっと、あなたにして欲しいことがあります。
「あなたの寿命が後、3年! と分かったとしたら、今から何をする?」
という質問です。
男性に多い答えは、
「今までとても声をかけれなかったような綺麗な女性を口説く!」
「すぐに仕事を辞めて、遊びまくる!」
「嫌いな上司を叱りつけて、言いたい放題言ってやる!」
などなど…。
わりと女性の方が落ち着いた意見が多いように思えます。
「特に何もしないかなぁ…」
「寝たいだけ寝てるかも〜」
などなど。
中には「食べたいだけ食べるっ!」という強者もいます。
あなたの答えは何でしたか?
この質問で面白いのが、男女共に共通する圧倒的に多い答えがあるんです。
その答えは…
「まず仕事を辞める!」
です。
という事は、毎日毎日やりたくもない仕事を我慢してやっている人達がいかに多いか…、というのが分かります。
まぁ…、お気持ちは分かります。
そう植えつけられてきましたからね…、我々は…(^_^;)
ただ、ここで立ち止まって考えてみてください。
その仕事は本当に嫌ですか…?
何故こう訪ねるかと言いますと、我々の子供の頃を思い出してみてください。
周囲を取り巻く大人達の口から出てくる言葉は、仕事に対する愚痴や不平不満、仕事の大変さなどがとても多かったのではないでしょうか?
物心ついた歳になっても、先に社会に出て行く先輩方に、たまに出会うと仕事に対する不満の言葉などをとても多く聞きませんでしたか?
「仕事は大変だぞ」
「あーあ、明日も仕事だ」
「うちの部長はあーでこーで…」
などなど…。
そう思い起こすと、我々は幼い頃から大人になってする仕事というのは、
「大変」で「苦労する」もの
と植え付けられてきたのではないでしょうか?
確かにわたくしコルクさんは幼い時に、「仕事って楽しいぞ!」と教えてくれた大人に会った事がありません。
という事は…、その当時(今もやや残っていますが)
「仕事」イコール「楽しいもの」という概念が無い世の中だった、
という事になります。
おかしいと思いませんか?
成人を過ぎると、ほとんどの人は、人生のうちの大半の時間を仕事に使います。
しかも身体が元気で若々しい時代からです。
定年を過ぎた頃に、ホットひと休み…🍵
といった感じが多くをしめるのではないでしょうか…。
なんか変だと思いませんか…?
わたくしコルクさんだけでしょうか???
仕事を楽しんでもいいはずです!
もしくは楽しめる仕事を選んでもいいはずです!
純粋にしたい仕事があれば、そちらを選んでもいいはずです!
誰が何と言おうとあなたが選んでいいはずです!
もっと言えば、人生そのもを楽しんでもいいはずです!
と、コルクさんは個人的に思うのであります。はい。
勿論、「そう簡単には…」との理由のある方もおられるでしょう。
コルクさんは、何も滅茶苦茶な生き方をしろと言っているのではありません。
もし、あなたが望む人生、望む自分像のようなものがあるとするなら、それに向けて今できる事はあるはずです。
ここはあなた自身と向き合ってみてください。
あなたの人生を、あなたはどういう人生にしますか?
今、生きているあなたにとって、これほど的を得た質問はあるでしょうか?
あなたが必要と感じている内容の全てが入っています。
あなたは「あなたの大切な人生」というものを、どう捉えていますか?
もし、幸福感、満足感を味わえずにいるとしたなら…
あなたは、まだ知らないだけなのです。
あなたが「そこへ向かおう!」
と決めた時に初めて見えてくるものなのです。
そこからです。
「人生の捉え方」が今までとは変わり始めるのは。